■NY株式:NYダウは253ドル高、主要企業決算への期待やハイテク反発を好感



米国株式市場は上昇。ダウ平均は253.58ドル高の38,239.98ドル、ナスダックは169.29ポイント高の15,451.30で取引を終了した。



中東情勢の悪化への警戒感が後退したため寄り付き後、上昇。半導体のエヌビディア(NVDA)の反発がけん引したほか、ハイテクで売られ過ぎ感から買戻しが優勢となり、相場全体を支援し、終日堅調に推移。主要企業決算への期待もさらなる買い材料となり、終盤にかけて上げ幅を拡大し、終了した。セクター別では、半導体・同製造装置、銀行が上昇した一方で、電気通信サービスが下落。



携帯端末のアップル(AAPL)は6月の新作発表会のイベントがカタリストとなると、アナリストが依然強気判断を示したため上昇。地銀のザイオンズ・バンコーポレーション(ZION)は第1四半期の調整後の1株利益が予想を上回り、買われた。通信のベライゾン・コミユニケーションズ(VZ)は1−3月期決算で一部項目を除いた1株利益が予想を上回ったが、ワイヤレス加入者の流出継続が示されたほか、収入が予想を下回り下落。電気自動車(EV)メーカーのテスラ(TSLA)は自動車と自動運転支援ソフトウエアの値下げ発表で収益源が懸念され、下落した。同業のルーシッド・グループ(LCID)も売られた。



鉄鋼メーカーのクリーブランド・クリフス(CLF)は取引終了後に決算を発表。内容が予想を下回り、時間外取引で売られている。



(Horiko Capital Management LLC)





■NY為替:中東情勢の過度の懸念後退や良好な経済指標でリスクオン



22日のニューヨーク外為市場でドル・円は154円68銭から154円85銭まで上昇し、154円84銭で引けた。米3月シカゴ連銀全米活動指数が予想以上に改善したため利下げ観測後退でドル買いが強まったほか中東情勢への懸念が緩和しリスク回避の円買いも後退。



ユーロ・ドルは1.0624ドルまで下落後、1.0661ドルまで反発し、1.0655ドルで引けた。センテノ・ボルトガル中銀総裁が「年内に100BPを超える利下げも可能」との見解を示したためユーロ売りが優勢となった。ユーロ・円は、164円40銭まで下落後、165円03銭まで上昇。ポンド・ドルは1.2300ドルまで下落後、1.2362ドルまで上昇。ドル・スイスは0.9106フランへ弱含んだのち0.9124フランまで上昇した。





■NY原油:弱含みで82.85ドル、供給不足への過度な不安は緩和される



NY原油先物5月限は弱含み(NYMEX原油5月限終値:82.85 ↓0.29)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物5月限は、前営業日比−0.29ドル(-0.35%)の82.85ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは81.85ドル−83.35ドル。供給不足への過度な不安は和らぎ、ポジション調整的な売りが観測された。通常取引終了後の時間外取引では主に83ドルを挟んだ水準で推移。





■主要米国企業の終値



銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)



バンクオブアメリカ(BAC)  37.73ドル   +0.76ドル(+2.05%)

モルガン・スタンレー(MS) 92.09ドル   +1.43ドル(+1.57%)

ゴールドマン・サックス(GS)417.35ドル  +13.35ドル(+3.30%)

インテル(INTC)        34.41ドル   +0.21ドル(+0.61%)

アップル(AAPL)        165.84ドル  +0.84ドル(+0.50%)

アルファベット(GOOG)    157.95ドル  +2.23ドル(+1.43%)

メタ(META)           481.73ドル  +0.66ドル(+0.13%)

キャタピラー(CAT)      357.61ドル  +2.95ドル(+0.83%)

アルコア(AA)         36.35ドル   +0.82ドル(+2.30%)

ウォルマート(WMT)      60.14ドル   +0.61ドル(+1.02%)