マルコ<9980>は、2016年7月のRIZAPグループ<2928>の子会社化以降、急速な経営改革を進めている。2017 年3 月期は営業利益1.35億 円を計上し、3期ぶりに黒字転換を果たした。今後は、日本初の体型補整下着を製造販売した業界のリーディングカンパニーとしての商品力を元に、RIZAPグループのマーケティング分野のノウハウを本格的に導入し、新規顧客獲得の加速による大幅な収益成長を目指すとしている。



同社はRIZAPグループ入り後、従来までの口コミ・紹介を中心とした営業方針から転換し、RIZAPグループの支援の下、インフォマーシャル(情報提供型CM)やインターネット広告によるテストマーケティングを活用し、一定の成果を挙げてきた。なお、インフォマーシャルの動画は、YouTubeのマルコ公式チャンネルより視聴可能(YouTube内にて、”marukosns“ にて検索)。



また、5月26日に開催されたインターネット会社説明会の場において、マルコの岩本眞二社長は、RIZAPのCMを製作したチームがマルコのテレビCMの作成を進めていることをコメントしており、6月2日には、RIZAPグループとマルコとの全国的な広告展開などの協業方針について正式に発表している。今後、RIZAPのノウハウを全面的に取り入れた本格的なマーケティング展開により、マルコの知名度が飛躍的に向上し、同社の収益性がさらに底上げされることが期待される。



同社の主力商品である体型補整下着は、通常の下着よりも強い締め付け力や同社独自のカッティング、縫製のノウハウを生かしており、体型補正効果の技術には定評がある。2017 年3 月期の年間客単価は23.5 万円であり、同社の顧客には数年間にわたり継続的に商品を購入するブランドロイヤリティの高い顧客が多い。



ある調査では一般の下着も合わせた女性用下着全体の小売りランキングにおいて同社が3 位にランクされていることから推測すると、体型補整下着市場において同社がトップシェアを有していると言えよう。