■ムサシ<7521>の注目ポイント2:国政選挙・国民投票のインパクト



1. 衆院選実施の可能性について

現在の衆院議員の任期は2018年12月までだ。衆院選は解散によっても実施される。解散権は首相の専権事項ではあるが、過去の例から一定の推測を働かせることは可能だ。現時点では内閣支持率が低下していることもあり、衆院解散について論じた記事などは見当たらない。しかし2018年3月期1年間を通して考えた場合、特に期末に近づくにつれて、解散の可能性は高まってくると弊社では推測している。



理由は、2018年12月の任期満了が近づくと、解散権という首相の大きな切り札が使いにくくなると考えられるためだ。安倍首相の衆院解散に対する考えは誰にもわからないことではあるが、日本国憲法の下で任期満了による衆院選が行われたのは1976年12月の第34回選挙だけであるという事実は示唆に富んでいると言えるだろう。



(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)