■業績動向



(3) 財務状況

三城ホールディングス<7455>の2017年3月期末の財務状況を見ると、流動資産は33,269百万円(前期末比807百万円増)となった。主要科目では現預金1,714百万円増、受取手形・売掛金39百万円減、棚卸資産314百万円増などであった。固定資産は14,657百万円(同3,948百万円減)となったが、内訳は有形固定資産が5,308百万円(同101百万円減)、無形固定資産1,028百万円(同226百万円減)、投資その他資産8,320百万円(同3,620百万円減)となった。投資その他資産の減少は主に投資有価証券の減少1,076百万円、長期預金の減少2,000百万円、敷金・保証金の減少241百万円などによる。この結果、資産合計は47,926百万円(同3,141百万円減)となった。



流動負債は11,580百万円(同155百万円増)となったが、主な変動は仕入債務の増加17百万円、短期借入金(1年以内返済の長期借入金含む)の増加530百万円などであった。固定負債は1,284百万円(同545百万円減)となったが、主に長期借入金の減少534百万円による。この結果、負債合計は12,865百万円(同390百万円減)となった。純資産は35,060百万円(同2,750百万円減)となったが、主に親会社株主に帰属する当期純損失の計上による利益剰余金の減少2,648百万円による。



(4) キャッシュフローの状況

2017年3月期のキャッシュフローを見ると、営業活動によるキャッシュフローは42百万円の支出(前期は1,095百万円の収入)となった。主な収入は減価償却費及びその他の償却費1,267百万円、仕入債務の増加120百万円など。一方で主な支出は税金等調整前純損失の計上1,023百万円、棚卸資産の増加414百万円などであった。投資活動によるキャッシュフローは290百万円の支出(同1,360百万円の支出)となったが、主に有形固定資産の取得による支出1,113百万円、投資有価証券の売却(ネット)による収入947百万円など。財務活動によるキャッシュフローは896百万円の支出(同694百万円の支出)となったが、主に借入金の純減による収入103百万円、配当金支払いによる支出926百万円による。この結果、期中の現金及び現金同等物は1,300百万円減少し、期末残高は11,617百万円となった。



(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)