ユーシン<6985>は、キーセットや電動ステアリングロックなどの自動車電装品が主力で、マツダなどが主要な顧客である。2013年に仏ヴァレオのキーセット部門を買収し、手薄だった欧州の販路を拡大。産業機械向け電装品やビル・住宅用の錠前も手掛けている。



同社は14日、2017年12月期第2四半期の連結決算を発表。売上高が前年同四半期比0.7%減の775.07億円、営業利益が同52.7%増の19.51億円、経常利益が同292.1%増の11.62億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が0.06億円(前年同四半期は16.46億円の損失)で着地。自動車部門、産業機械部門が堅調に推移したことにより、売上はほぼ横ばいながら、営業利益、経常利益ともに大幅な増益となった。



セグメント別の業績に関しては、自動車部門は、日本国内および中国をはじめとする海外拠点ともに堅調に推移し、売上高が前年同四半期比3.1%減の647.95億円、営業利益が同31.7%増の16.34億円となった。産業機械部門は、農機関係が国内向け中国・北米等の海外向けともに好調に推移したほか、工機関係でも計画を上回ったことにより、売上高が同15.2%増の115.05億円、営業利益が同17.4%増の14.24億円となった。住宅機器部門は、ほほ横ばいで推移し、売上高が同0.0%増の12.06億円、営業利益が同28.2%減の0.60億円となった



2017年12月期通期の業績予想については、売上高は1,544.00億円、営業利益は49.10億円、経常利益は36.40億円、親会社株主に帰属する当期純利益は38.70億円を見込んでいる。なお、17年12月期は、決算期変更(11月期から12月期)の経過期間となるため、2016年12月1日から2017年12月31日までの13か月間の変則決算となる。