キャンバス<4575>は20日、米国の有力な論文誌Oncotargetオンライン版に、開発中の抗癌剤候補化合物CBP501の作用メカニズムに関する論文が掲載されたと発表。2017年6月23日に掲載された論文に続き、2報めの論文掲載である。



この論文では、CBP501がマクロファージによる癌幹細胞増加作用や転移促進作用を抑制することを示した。

CBP501には、細胞周期G2チェックポイント阻害によるDNA損傷修復抑制作用、カルモジュリン阻害によるプラチナ細胞内濃度上昇を通したDNA損傷増加作用、カルモジュリン阻害による癌細胞の遊走・浸潤・上皮間葉移行阻害作用があることがこれまでに示されていたが、それに加えて今回、癌微小環境で癌の増殖を助けているマクロファージをCBP501が抑制することによって、癌幹細胞の増加や癌転移を抑制する作用が期待されることが示された。



同社は、このような有力な査読雑誌に相次いで掲載されたことは、CBP501の抗癌剤としての有望さを改めて客観的に示したと考えている。