飯野海運<9119>は31日、2018年3月期第1四半期(17年4〜6月)の連結決算を発表した。売上高が前年同期比7.2%減の205.16億円、営業利益が同43.3%減の12.70億円、経常利益が同24.6%減の10.63億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同12.9%増の10.06億円だった。



外航海運業の売上高は前年同期比3.4%減の156.48億円、営業利益は同71.0%減の3.93億円となった。オイルタンカーにおいては安定収益を確保したが、ケミカルタンカー及びプロダクトタンカーは市況低迷の影響を受けた。大型ガスキャリアは、安定収益を確保した。ドライバルクキャリアは、石炭専用船とチップ専用船は順調に稼働した。パナマックス船とハンディ船は5月以降軟調に推移した市況の影響を受けたものの前期に行った構造改革等により前期比で採算は改善した。。



内航・近海海運業の売上高は前年同期比10.3%増の22.30億円、営業利益は0.70億円(前年同期は1.18億円の損失)となった。内航ガス輸送は、新造エチレン船1隻の増加、効率配船の実施等で安定的な稼働を確保し、採算を維持した。近海ガス輸送は、市況が上昇し、従前の契約に比べ有利に更改を果たした。以上の結果、増収黒字化となった。



不動産業の売上高は前年同期比31.9%減の26.58億円、営業利益は同19.6%減の8.07億円となった。賃貸ビル、イイノホール&カンファレンスセンター、イイノ・メディアプロ、全てで稼働は維持したものの、減収減益となった。



通期連結業績予想については、売上高は前期比4.0%減の800.00億円、営業利益は同24.1%減の50.00億円、経常利益は同21.7%減の40.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は上方修正され同8.1%増(前回予想比13.5%増)の42.00億円となる見通しである。