サイバーリンクス<3683>は、様々な医療機関等の医療情報データを相互で連携し、円滑な情報連携・データの利活用を支援する「Open LINK for EHR」をオープンソースウェアとして提供すると発表。



「Open LINK for EHR」は、各地域の病院と、診療所・調剤薬局等の小規模医療機関等が保有する様々な種類の健康・医療に関するデータをクラウドで連携する。平時には医療機関が保有する患者ごとの診察情報を一画面に表示することで効率的な医療活動を支援し、災害時には遠隔地にバックアップされたデータを参照する「災害時モード」により診療情報を共有し災害時・緊急時の医療活動を支援する。



同社は、IT技術を活用した和歌山県保健医療分野における地域連携を長年にわたり支援してきた。2012年には厚生労働省が進める「ICTを活用した地域医療ネットワーク事業」の関連施策「医療情報連携・保全基盤推進事業」において、和歌山県立医科大学が実施主体となり、和歌山県の支援と和歌山県内の病院が参加する“きのくに医療連携システム「青洲リンク」”の受託開発を行い、2013年より本システムの運用を受託・提供を行ってきた。東海・東南海地震に備えた「青洲リンク」は、より多くの地域での災害時医療支援、平時医療情報連携で活用することを想定し、オープンソースソフトウェアとして開発し、4年間の安定稼働のもと機能の充実に注力してきた。



近年、医療の高度化・多様化、患者ニーズの多様化から病院完結型医療から地域完結型医療への転換が求められている。こうしたなか、同社は医療情報連携基盤の普及および発展に寄与するため、今回の提供に至ったとしている。