コスモ・バイオ<3386>は7日、国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)および国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)より、ヒト インターフェロンβタンパク質の製造に関する特許実施許諾を受けると発表した。



同社と産総研および農研機構は、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の平成28年度「中堅・中小企業への橋渡し研究開発促進事業」に採択され、『鶏卵バイオリアクターを用いた組換えヒト サイトカイン試薬製造』というテーマで研究開発を行っている。



同社は、本共同研究の成果の一つとして、鶏卵を用いてヒト インターフェロンβタンパク質を製造し、研究用試薬として全世界に向け販売を目指す。感染症研究やがん研究などの免疫研究領域において、幅広い研究に使われているが、従来品は数μg(マイクログラム)(1μgは1g(グラム)の百万分の一)で3〜10万円と極めて高価な試薬である。同社は、当該技術の事業化により、安価で高品質なヒト インターフェロンβ製品を国内外の大学や製薬企業、再生医療関連企業などへ販売する計画。



同社によると、現段階では業績への影響は軽微であるが、収益基盤の拡大に繋がるものと考えており、今後もこのような知的財産権の収益化を推進していくとのこと。