■業績動向



3. 経営分析指標の推移

業種特性から倉庫業の経営分析指標は幾分重いという印象がある。澁澤倉庫<9304>の経営分析指標は全般的に年々着実に改善している点が非常に評価できる。前々回中期経営計画、前回中期経営計画における戦略立案の正しさが背景にあると考えられる。特に流動性や自己資本比率の着実な改善は、財務体質に関して強気になれる。また、資産収益性や利益成長性の動きからは高付加価値化の流れが読み取れる。ただし、資産収益性の水準、なかでもROEの水準は今後の課題と言えるだろう。



(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)