オプティム<3694>は14日、2018年3月期第1四半期(2017年4月-6月)決算を発表した。売上高が前年同期比8.7%増の8.67億円、経常利益が同37.1%減の1.33億円となった。前年同期比よりカスタマイズ案件は減少したものの、売上の8割以上を占めるストック型のライセンスビジネスが好調で、その売上高は前年比120%以上の伸びを見せた。一方で、翌期以降の刈り取りを目指すための戦略的な投資案件が好調で、外注費等の増加により、純利益は減少した。



積極投資を支える事業として既存のサービスが引き続き堅調に推移している。IoTプラットフォームサービスでは、「Optimal Biz」がメジャーバージョンアップを行い、Optimal Bizで管理されている端末以外からのMicrosoft Office 365およびGoogleが提供するG Suiteの利用を制御することが可能になった。この対応によりこれまで企業で課題となっていた社員の私物端末からのアクセスに手軽に制限をかけることが可能となった。



積極投資分野であるAI/IoT/Robot分野では、佐賀県と包括連携協定を締結し、佐賀県をAI・IoT活用のトライアルフィールドとして位置づけ、農業・水産業・医療だけでなく、全産業・行政領域へと拡大させることを目的として取り組む。また、「OPTiM Cloud IoT OS」の導入に当たっては、コマツ<6301>と建設生産における新プラットフォーム「LANDLOG」、パソナテック(本社:東京都新宿区)と業務提携をするなど具体的な動きが出てきている。オプティムでは、これまで農業・水産業・医療・建設業などの分野でAI・IoTを使ったサービスを提供してきしたが、今後さらに分野を広げて、個別業種のニーズに適したソリューションを展開していく考え。



2018年3月通期の業績予想は、売上高が前期比20.7%増の40.00億円、営業利益が99.9%減〜16.8%増の0.01億円〜8.00億円、経常利益が同99.9%減〜17.3%増の0.01億円〜8.00億円、当期利益が同99.8%減〜24.7%増の0〜4.96億円とする期初計画を据え置いている。