シノケングループ<8909>は8日、2017年12月期第3四半期(2017年1〜9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比30.3%増の746.57億円、営業利益が同11.8%増の91.20億円、経常利益が同14.0%増の86.15億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同16.1%増の59.04億円となった。



不動産販売事業では、売上高が前年同期比32.4%増の553.43億円、セグメント利益が同12.8%増の79.86億円となった。アパートの販売(引渡し)は前年実績を上回るペースで推移し、新たなアパート用地の確保にも努めた。また、マンション販売では、首都圏において投資用に特化したデザイナーズ物件の販売が順調に推移した。



不動産管理関連事業では、売上高が前年同期比20.9%増の75.49億円、セグメント利益が同14.0%増の11.21億円、賃貸管理戸数が25,841戸となった。分譲マンション管理では、管理物件の資産価値の維持・向上および管理組合向けサービスレベルの向上に努め、賃貸管理、分譲マンション管理ともに順調に増加した。家賃等の債務保証は、入居者向け保証件数の拡大に向けた保証プランの充実や新規顧客の獲得を図るとともに保証家賃等の回収率向上に努めた。少額短期保険は、保険商品の充実を図り規新契約の獲得に注力した。

ゼネコン事業では、売上高が前年同期比27.5%増の98.87億円、セグメント利益が連結調整額等を含む売上構成の変動により同9.9%減の10.25億円となった。法人・個人・官公庁の既存顧客に加え、新規顧客開拓の強化が奏功し、新規受注が獲得できたほか、受注済みの請負工事の進捗も順調に推移した。



エネルギー事業では、売上高が前年同期比38.7%増の8.72億円、セグメント利益が同16.6%増の1.46億円となった。LPガスの小売販売では、LPガス供給世帯数は当第3四半期末において24,351世帯と順調に増加した。また、第2四半期より電力の小売販売を開始している。



介護事業では、売上高が前年同期比17.7%増の9.15億円、セグメント利益が同51.7%減の0.54億円となった。「フレンド香住ヶ丘」の開設に係る先行費用の計上等に伴い増収減益となった。各施設の入居率の維持・向上を図るとともに、介護関連サービスの更なる充実に努めた。

その他では、売上高が前年同期比9.0%減の0.89億円、セグメント利益が同27.8%増の1.42億円となった。海外事業において、上海、シンガポールでは不動産の賃貸・売買仲介事業、インドネシアでは建設関連事業のほか、首都ジャカルタにおける不動産開発事業として「桜テラス」ブランドによる投資用アパート事業を展開している。また、国内においても「リノベ×民泊」事業を開始したほか、Chaintopeとの資本業務提携により、ブロックチェーン技術を活用した不動産関連サービスの開発を開始するなど、新たな取組みを推進した。



2017年12月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比29.2%増の1,050億円、営業利益が同10.7%増の117億円、経常利益が同11.2%増の110億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同17.1%増の78億円とする期初計画を据え置いている。