クリーク・アンド・リバー社<4763>は12日、2018年2月期第3四半期(2017年3月-11月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比1.4%増の202.95億円、営業利益が同10.2%増の14.86億円、経常利益が同18.2%増の14.83億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同21.3%増の8.69億円となった。なお、売上高については、クリエイティブ分野(韓国)を持分法適用関連会社へ異動させた減収要因を除くと前年同期比110%と通期計画に対して順調に進捗している。



セグメント別では、クリエイティブ分野(日本)の売上高は前年同期比11.3%増の140.82億円、セグメント利益(営業利益)は同1.5%増の8.20億円となった。売上高は計画通りに推移しており、利益面では、既存事業部門における需要増に伴う人員増強に加え、新規エージェンシー事業の立ち上げ及び、VRやAI等の新たな市場への取り組みを強化したことにより販売管理費が増加したが、制作スタジオにて利益率の高い制作受託案件が増加したこと等により、計画及び前年同期を上回って推移した。



クリエイティブ分野(韓国)の売上高は同59.5%減の9.85億円、セグメント利益(営業利益)は55.8%減の0.04億円となった。売上高及びセグメント利益は、第2四半期連結会計期間よりCREEK & RIVER ENTERTAINMENT Co.,Ltd.が連結子会社から持分法適用関連会社に異動したため、前年同期を下回った。



医療分野の売上高は同6.1%増の29.29億円、セグメント利益(営業利益)は同20.2%増の5.81億円となった。全国各地での慢性的な医師不足、地域的偏在を背景に、医師へのニーズは引き続き高く、医師の紹介事業が好調に推移したことにより、売上高及びセグメント利益は順調に推移した。



その他の事業の売上高は同5.9%増の22.97億円、セグメント利益(営業利益)は72.7%増の0.80億円となった。売上高及びセグメント利益は、ファッション分野のエージェンシー事業の不採算案件の見直し等に伴うマイナス要因はあったが、会計分野におけるエージェンシー事業が堅調に推移したこと及び、人材メディア事業の事業基盤の構築が進み、前年同期を上回った。



2018年2月通期連結業績予想については、売上高が前年同期比0.3%減の265.00億円、営業利益が同11.8%増の18.00億円、経常利益が同18.4%増の17.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同12.0%増の10.00億円とする期初計画を据え置いている。