以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家アイデア投資家氏(ブログ「アイデア投資家」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。



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※2018年1月11日7時に執筆



テンバガー(10倍株)になる可能性を秘めた銘柄第3弾として、今回はPR TIMES<3922>を紹介するが、その前に筆者がテンバガー銘柄を42社リストアップした際の5条件を再掲載する。



<テンバガーになりそうな企業の5条件>

・時価総額300億円以下で上場市場はJASDAQ、マザーズ、東証二部。

・上場から10年以内

・PER100倍未満(1月4日終値べース)

・過去3年平均売上高成長率10%以上

・過去5年の売上高・経常利益トレンドが右肩上がり(設立5年未満の場合は3年で確認)



東証マザーズに上場するPR TIMES<3922>。

企業のプレスリリース配信サイト「PR TIMES」の運営を主な事業とする企業情報の配信サービス企業。2005年設立、2016年上場。

1月10日終値での時価総額は115億円、PERは約48倍。

2017年11月末時点での利用企業数は20,152社、上場企業の利用率は30%に達した。これら利用企業にパブリシティのサービスを提供する代わりに利用料を受け取り、ニュースリリース当たりの従量課金プランと月・半年間・年間の定額プランがある。

決算資料によると2007年度以降、売上は右肩上がりの成長が続いている。営業利益は2013年度以降に右肩上がりとなっており、2017年度上期は1.8億円で営業利益率22%に達する。

「PR TIMES」の利用価値の1つはパブリシティの獲得。パートナーメディアは第3四半期末時点で107媒体に上り、メディアとしての魅力を高めている。このなかには月間PVが1億を超える11サイトも含まれる。

今後の可能性としては、中期業績目標として2020年度営業利益10億円を掲げている。2016年度実績2.5億円からの年平均成長率(CAGR)41.3%を目指しており、これを順調に達成していければ株価上昇も期待できる。

そのために同社が挙げている施策が、(1)利用価値向上、(2)顧客基盤拡大、(3)サービスライン拡充、(4)売上・利益の成長加速である。

やはりキーとなるのが(2)顧客基盤拡大で、現在の2万社から2020年には5万社まで拡大することを目指している。そのためには(1)利用価値向上が必要で、筆者自身は月間1000万PVを超える業界特化型のパートナーメディアをより拡げていくことで、上場企業のカバー率が高まるのではと考えている。現状はITや経済分野に偏っているメディア(例えばCNET、NewsPicks)を、エンタメ(NumberWebやOricon Newsとは提携済)やBtoB分野に拡げていくことが必要になろう。

月次更新される会社発表の利用企業数の推移も要注目だ。



いかがだったでしょうか。今回はマザーズ上場のPR TIMESを紹介しました。

引き続き、独自にリストアップした企業の魅力・可能性を定期的に紹介していきます。



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執筆者名:アイデア投資家

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