萩原工業<7856>は11日、2019年10月期第1四半期(18年11月-19年1月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比27.0%増の75.65億円、営業利益が同17.8%減の6.30億円、経常利益が同20.0%減の6.16億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同19.3%減の4.23億円となった。



合成樹脂加工製品事業の売上高は前年同期比31.7%増の59.85億円、営業利益は同14.2%減の4.99億円となった。コンクリート補強繊維「バルチップ」及び粘着テープ用クロスが堅調に推移し、ブルーシート、土のう関連も、概ね順調だった。一方、人工芝関連は低収益製品の比率が上がり、フレコン関連は輸入商材が、それぞれ収益圧迫要因となった。インドネシアの子会社ハギハラ・ウエストジャワ・インダストリーズは、売上、利益とも順調に推移した。中国の子会社である青島萩原工業有限公司は、販売は順調であるものの、米中の関税引き上げの影響回避のため一部工程を国内に移管したことが売上、利益の下押し要因となった。18年6月に買収した東洋平成ポリマーは、業績は計画を若干上回っているが、原材料価格上昇の影響が継続した。



機械製品事業の売上高は前年同期比11.7%増の15.79億円、営業利益は同29.3%減の1.30億円となった。主力のスリッター関連機器は、国内向けは軟包装系及び光学系が、海外向けは東南アジア諸国で軟包装系、中国で光学系が、それぞれ順調だった。ワインダー機器は、国内向けの粘着基材系及び封止材系がそれぞれ順調だった。押出関連機器は、高機能フィルム用スクリーンチェンジャーの新規需要及び濾過面積拡大改造、並びにリサイクル用造粒装置の更新需要が、またリサイクル関連機器は、社内リサイクルラインの新設需要があり、それぞれ順調となった。収益面では、開発性の高い機械の販売があり、利益を圧迫した。



2019年10月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比9.6%増の290.00億円、営業利益が同4.2%増の28.00億円、経常利益が同4.3%増の29.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同6.1%増の20.00億円とする期初計画を据え置いている。