nmsホールディングス<2162>は14日、2020年3月期第3四半期(19年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比10.2%増の465.93億円、営業利益が同102.1%増の6.07億円、経常利益が同18.1%増の3.69億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同22.1%増の2.57億円となった。



HS事業(ヒューマンソリューション事業)の売上高は前年同期比13.7%増の161.96億円、セグメント利益は同307.1%増の4.66億円となった。国内HS事業の製造派遣・製造請負事業は、新卒採用や外国人技能実習生の活用に力を注ぎ、採用力の強化と共に定着率の向上を図った。また、技術者派遣事業や物流3PL受託・テクニカル流通加工事業会社は堅調に推移した。海外HS事業は、インドネシア及びラオスにおける、事業立ち上げに伴うコストの発生があったが、ベトナム拠点(NMS VIETNAM CO.,LTD.)での労働生産性が改善傾向となり、ASEAN及び中国ともに概ね堅調に推移した。



EMS事業(エレクトロニクスマニュファクチャリングサービス事業)の売上高は前年同期比6.6%増203.16億円、セグメント利益は同78.6%減の0.68億円となった。国内EMS事業は、米中貿易摩擦や、これに起因した各国経済の先行き不透明感が続いたことに加え、工作機械関連の需要減少等の影響があった。海外EMS事業は、白物家電関連を中心にASEAN及び中国における需要は引き続き堅調に推移した。利益面では、ベトナム・米国・メキシコ拠点の事業立ち上げに係る先行投資コスト等の利益圧迫要因があり、前年同期対比では減益となったが、全体としては計画どおりに推移した。



PS事業(パワーサプライ事業)の売上高は前年同期比12.3%増の100.80億円、セグメント利益は同66.7%増の4.38億円となった。前年度に生じた既存製品の需要調整および新規分野への製品投入までの端境期を脱し、売上は堅調に推移した。利益面についても、事業基盤の再構築に向けた抜本的コスト構造改革の実行に加え、前年度に発生した急激な部材調達価格の上昇に対する売価是正もあり、前年同期に対しては増益となった。



2020年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比24.7%増の720.00億円、営業利益は同136.9%増の13.00億円、経常利益が同75.6%増の10.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同104.5%増の8.50億円とする期初計画を据え置いている。