■今後の見通し



2020年12月期通期の連結業績は、売上高で前期比19.4%増の30,000百万円、営業利益で同24.9%増の4,979百万円、経常利益で同18.7%増の4,186百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同17.1%増の2,843百万円と売上高・利益ともに高い成長を予想する。達成されれば10期連続の増収増益となる。



売上高の成長をけん引するのは、引き続き不動産投資開発事業である。販売用不動産(仕掛含む)は19,903百万円(2019年12月期末)と過去最高レベルに達しており、仕込みは十分できている。主な在庫では、開発・マンション(福岡市、東京都文京区、名古屋市)、再生・マンション(福岡県柳川市)、開発・介護施設(神奈川県鎌倉市)などである。2019年12月期に総額約43億円のシンジケートローンを組成するなど、金融機関との良好な関係なども勘案すると、進行期も順調な仕入れが期待できる。



ビーロット<3452>がこだわるのは利益(特に親会社株主に帰属する当期純利益)の計画必達である。利益安定化を追求するために、不動産コンサルティング事業及び不動産マネジメント事業にも力を注ぐ。ちなみに過去5期の親会社株主に帰属する当期純利益を期初予想と実績で比較すると、いずれの期も期初予想を実績が大きく上回っており(22%〜60%の上振れ)、安定感がある。同社の計画は物件ごとに積み上げて保守的に予想したものを公開しており、弊社では2020年12月期の利益も予想を超えてくる可能性が高いと見ている。



(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)