日本プロセス<9651>は3月31日、2020年5月期第3四半期(19年6月-20年2月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比10.0%増の56.03億円、営業利益が同13.5%増の5.22億円、経常利益が同12.4%増の5.60億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同2.8%増の3.75億円となった。



制御システムの売上高は前年同期比0.3%減の8.84億円、セグメント利益は同5.3%減の1.92億円となった。火力発電所向け監視・制御システムは開発量が減少したが、プラント制御は堅調に推移した。また、東京圏輸送管理システムと新幹線の運行管理システムは好調に推移した一方、在来線の運行管理システムは、複数の請負案件が第4四半期に検収予定となり前年を下回った。



自動車システムの売上高は前年同期比9.5%増の14.41億円、セグメント利益は同23.3%増の3.51億円となった。自動運転/先進運転支援関連は旺盛な需要が継続し、車載ネットワーク制御や基盤ソフトウェアなどが好調に推移した。また、電動化案件は横ばいで推移し、エンジン制御と変速機制御は開発量が減少した。



特定情報システムの売上高は前年同期比43.5%増の5.09億円、セグメント利益は同46.2%増の1.17億円となった。危機管理関連は開発量が増加した。また、地理情報関連と映像監視関連は堅調に推移した。自動運転/先進運転支援関連の画像認識/識別案件は、横ばいで推移した。



組込システムの売上高は前年同期比9.6%増の7.77億円、セグメント利益は同15.7%増の1.92億円となった。ストレージデバイス開発と新ストレージ開発が堅調に推移した。IoT建設機械関連は、オペレーティングシステム周辺の開発に参画するなどで体制を拡大した。自動運転/先進運転支援関連のベーシックソフトウェア開発は、横ばいで推移した。



産業・公共システムの売上高は前年同期比18.7%増の13.67億円、セグメント利益は同9.5%増の2.94億円となった。鉄道保守/設備管理関連と駅務機器の開発や、鉄道子会社向けのエンジニアリングサービスが好調に推移した。航空宇宙関連、デジタルカメラ関連やフォトイメージング関連は堅調に推移した。また、注力分野のロボティクス関連、AI関連、IoT関連は横ばいで推移した。



ITサービスの売上高は前年同期比7.5%減の6.23億円、セグメント利益は同12.2%減の1.07億円となった。構築業務はパブリッククラウド案件の受注に注力し、保守・運用業務よりリソースをシフトしたことで堅調に推移した。



2020年5月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比5.6%増の76.20億円、営業利益が同3.2%増の6.35億円、経常利益が同3.0%増の6.85億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同6.2%減の4.70億円とする期初計画を据え置いている。