三機工業<1961>は15日、2020年3月期連結決算を発表した。受注高が前期比10.6%減の1,940.18億円、売上高が同2.2%減の2,076.84億円、営業利益が同0.3%増の106.74億円、経常利益が同0.2%増の112.24億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同16.2%減の75.76億円となった。



利益面については、減収にもかかわらず、継続的な原価管理の徹底や工事採算の改善等により、営業利益・経常利益が増益となった。



建築設備事業の受注高は前期比13.6%減の1,576.59億円、売上高は同4.3%減の1,715.01億円となった。ビル空調衛生、電気設備、ファシリティシステムの各事業分野は前年度から堅調に推移しているが、産業空調分野は前年度好調であった影響により受注高及び売上高ともに減少した。

機械システム事業の受注高は前期比14.1%減の103.51億円、売上高は同5.3%減の111.69億円となった。

環境システム事業の受注高は、大型の廃棄物処理施設を受注したこと等により、前期比11.7%増の242.47億円、売上高は同13.6%増の232.61億円となった。

不動産事業の売上高は前期比14.7%増の22.10億円となった。



株主還元については、普通配当70円に特別配当25円を加え、前年度から35円増配となる通期95円の配当還元を実施した。また、自己株式は1,958千株の取得、2,000千株の消却を実施した。



2021年3月期通期の連結業績予想については、売上高は2,000.00億円、営業利益は90.00億円、経常利益は95.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は65.00億円を見込んでおり、配当予想は通期70円としている。なお、新型コロナウイルス感染拡大による同社グループの事業に与える影響についてはについて、検討した結果を織り込んでいるが、今後の影響の拡大等によっては業績に影響を及ぼす可能性があるとしている。