■システムインテグレータ<3826>の業績動向



1. 2020年2月期業績の概要

2020年2月期の売上高は前期比12.0%増の4,554百万円、営業利益は同21.5%増の661百万円、経常利益は同19.2%増の664百万円と2ケタ増収増益となり、唯一、当期純利益のみ同20.8%減の458百万円となった。IT投資の拡大を追い風に売上高はすべての事業セグメントで増収となり、とりわけERP・AI事業は大きく伸長した。利益面ではObject Browser事業が減益となったものの、E-Commerce事業やERP・AI事業がけん引して2ケタ増益となり、当期純利益を除いて2期連続で過去最高を更新した。当期純利益については前期に税効果による特殊要因があったため、減益となっている。



会社計画比で見ると、売上高はほぼ計画どおりとなり、利益面では10%程度上回って着地した。これはE-Commerce事業において、開発プロジェクトの生産性が想定以上に改善したことが主因となっている。「OBPM」の活用が浸透したことにより、不採算プロジェクトがなくなったほか、その他のプロジェクトについても開発がスムーズに進んだことで当初想定よりも利益率が向上した。なお、2020年2月期末の従業員数は、エンジニアを中心に積極採用を行ったことにより、前期末比29名増の203名となっている。



(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)