クオールホールディングス<3034>は29日、2020年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比14.2%増の1,654.11億円、営業利益が同9.7%増の77.33億円、経常利益が同11.3%増の80.24億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同4.1%増の40.67億円となった。



保険薬局事業の売上高は前期比14.2%増の1,531.85億円、営業利益は同14.3%増の72.55億円となった。出店状況は、新規出店21店舗、事業譲受による取得1店舗、子会社化による取得38店舗の計60店舗増加した一方、閉店等により21店舗減少した結果、同社グループ全体で店舗数は805店舗となった。また、ナチュラルライフ等の株式を取得し、北陸と西日本を中心に39店舗を取得する等、積極的なM&Aを実施した。さらに、国の求めるかかりつけ薬局機能を推進し、後発品体制加算や地域支援体制加算の取得店舗数を伸ばした。



BPO事業の売上高は前期比14.7%増の122.26億円、営業利益は同1.6%減の13.44億円となった。CSO事業においては、専門性の高いMRの育成や製薬企業への積極的な営業に取り組み、業界最多の契約社数を維持した。紹介派遣事業においては、医療従事者の人手不足を背景に薬剤師などの派遣が好調に推移しており、売上が増加した。



2021年3月期通期の連結業績予想については、新型コロナウイルスの影響もあり、売上高が前期比0.1%増の1,655.00億円、営業利益が同15.9%減の65.00億円、経常利益が同19.0%減の65.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同18.9%減の33.00億円を見込んでいる。