神戸物産<3038>は11日、2020年10月期第2四半期(19年11月-20年4月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比21.8%増の1,760.69億円、営業利益が同32.9%増の123.93億円、経常利益が同31.4%増の124.65億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同24.7%増の75.46億円となった。



業務スーパー事業の売上高は前年同期比24.3%増の1,575.86億円となった。店舗については、25店舗の出店、8店舗の退店の結果、総店舗数は862店舗となった。消費者の節約志向が根強い中、顧客ニーズに対応したプライベートブランド商品がメディアに取り上げられたことで新規顧客の来店に繋がった。また、新型コロナウイルス感染症拡大防止による外食自粛等で内食需要が高まったことも経営成績に影響を及ぼした。



神戸クック事業の売上高は前年同期比13.5%増の12.35億円となった。「神戸クック・ワールドビュッフェ」では2店舗の出店、1店舗の退店の結果、総店舗数は23店舗となり、「馳走菜」では8店舗の出店の結果、総店舗数は18店舗となった。「神戸クック・ワールドビュッフェ」では、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため3月中旬より順次営業時間の短縮や臨時休業を実施した。一方、「馳走菜」では、業務スーパーの来店客数の増加や新型コロナウイルス感染症対策の実施が功を奏し、堅調に推移した。



クックイノベンチャー事業の売上高は前年同期比3.0%増の157.72億円となった。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、一部店舗において営業時間の短縮や臨時休業を実施した。主力事業である焼肉業態の出店や、QSCの向上、安全・安心で顧客満足度の高い商品開発の取り組み強化を行った。加えて、不採算店舗のスクラップアンドビルドを進めることにより、全体収益の向上を図っている。



エコ再生エネルギー事業の売上高は前年同期比3.6%増の11.92億円となった。稼働中の太陽光発電所は計16か所で約22.0MWの発電、木質バイオマス発電所が1か所で約6.25MWの発電を行っている。



2020年10月期通期の連結業績予想については、新型コロナウイルスの収束の見通しが立たず、先行き不透明な状況のため、売上高が前期比4.1%増の3,118.00億円、営業利益が同5.5%増の203.00億円、経常利益が同4.5%増の203.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同10.3%増の133.00億円と、現時点では期初計画を据え置いている。