ギグワークス<2375>は12日、2020年10月期第2四半期(19年11月-20年4月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比6.7%増の91.83億円、営業利益が同0.1%増の4.44億円、経常利益が同5.3%減の4.47億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同3.9%増の2.69億円となった。



オンデマンドエコノミー事業の売上高は前年同期比1.8%増の78.42億円、セグメント利益は同2.7%増の8.47億円となった。オンデマンドサービスにおいては、IT周辺機器や多言語にも対応したヘルプデスクのニーズは底堅く、通信販売事業者向けの案件も拡大し好調に推移している。「東京・大阪・福岡・北九州・熊本」の5拠点にあったコンタクトセンターは、「東京・大阪・福岡」を中心に増席を進め、2020年4月、福岡市に福岡第2コンタクトセンターを新たに開設した。一方、2020年1月14日のWindows 7サポート終了によるパソコンリプレイスについての大規模な需要は、一定程度一巡した感もあり、パソコンの設定設置業務は例年並みの水準で推移した。また、次世代通信規格5Gに関するインフラ整備の需要が高まってきており、体制を整え収益拡大を目指すとしている。プロフェッショナルサービスにおいては、CRMシステムの販売は想定通りに伸長し、受託開発案件の引き合いも増加し、業績は好調に推移した。



シェアリングエコノミー事業の売上高は前年同期比49.4%増の13.58億円、セグメント利益は0.97億円(前年同期は0.01億円の損失)となった。シェアオフィスを首都圏中心に59拠点で展開し、利用者に対して低コストで高品質な施設を提供している。シェアオフィスの利用企業数は4,500社、ドロップイン会員についても900社を超え、既存オフィスの稼働率は91%と高い水準を維持している。2020年3月には、藤田観光<9722>との業務提携により、ビジネスホテルの旗艦店「新宿ワシントンホテル」「東京ベイ有明ワシントンホテル」内にシェアワークプレイス「THE HUB」を出店し、ビジネス利用の宿泊者向けに「ワークスペース付き宿泊プラン」を提供している。さらに2020年6月には北大阪エリア最大規模となる1,400坪超の巨大シェアワークスペースを出店し、その内装工事等を手掛けたこともあり、前年同期を大幅に上回る水準で推移した。



2020年10月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比8.0%増の190.00億円、営業利益が同14.8%増の9.00億円、経常利益が同12.3%増の9.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同22.7%増の5.50億円とする期初計画を据え置いている。