サーバーワークス<4434>は15日、2021年2月期第1四半期(20年3月-5月)決算を発表した。売上高が前年同期比33.5%増の19.22億円、営業利益が同30.5%減の0.69億円、経常利益が同16.8%減の0.76億円、四半期純利益が同40.9%減の0.55億円となった。



クラウドインテグレーションの売上高は前年同期比37.6%減の1.06億円となった。小・中規模案件の増加(前期比28.4%増、前四半期比10.1%増)により取引社数や案件数は伸びたものの、前々期、前期に受注したような大規模案件が発生せずプロジェクト単価が減少(前期比39.6%減)、売上額は鈍化して推移した。



リセールの売上高は前年同期比45.7%増の15.80億円となった。既存顧客からの継続的な受注及び大口顧客のAWS利用料の増加によりARPU(1社あたりの平均売上金額)が上昇とするとともに、新規顧客の獲得もあってアカウント数も堅調に増加し、好調に推移した。また、セキュリティを中心とするサービス・ソフトウェアのライセンス販売、自社サービスの販売も好調に推移した。



MSP(顧客がAWS上に展開した仮想サーバーやネットワークの監視・運用・保守等を請け負うサービス)の売上高は前年同期比32.6%増の2.26億円となった。既存顧客からの継続的な受注及び大型案件の受注増に加え、新規顧客の獲得もあって契約数が順調に増加した。また、SRE(Webサイトやシステムの信頼性向上に向けた取り組みを行い、価値の向上を進める方法論及び役割)の浸透により、大型顧客や案件に対しては専任チームを編成して対応にあたるなど、標準対応以上のサービス提供を、MSPの役割として担うことが増えてきており、体制を整えた。



その他の売上高は前年同期比35.3%増の0.08億円となった。特定顧客向けサービスが縮小した。



2021年2月期通期の業績予想については、売上高は前期比17.5%増の80.03億円、営業利益は同0.0%増の4.17億円、経常利益は同1.2%増の4.26億円、当期純利益は同7.9%減の3.06億円とする期初計画を据え置いている。