ワコム<6727>は7月31日、2021年3月期第1四半期(20年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比22.3%増の209.16億円、営業利益が22.17億円(前年同期は2.59億円の損失)、経常利益が20.98億円(同5.17億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益が15.08億円(同1.19億円の損失)となった。



ブランド製品事業の売上高は前年同期比17.8%増の107.89億円、セグメント利益は14.37億円(前年同期は2.06億円の損失)となった。クリエイティブソリューションは、ペンタブレット製品の売上高が前年同期を上回ったことなどから増収となった。ビジネスソリューションは、液晶サインタブレット「STU(エスティーユー)」シリーズの売上高は、営業活動の制約が生じ、主に欧州での減少が影響し、前年同期を大幅に下回った。



テクノロジーソリューション事業の売上高は前年同期比27.6%増の101.26億円、セグメント利益は同91.1%増の17.44億円となった。AESテクノロジーソリューションは、生産、サプライチェーンオペレーションの制限があった中、全体の売上高は前年同期を僅かに上回った。アクティブES方式デジタルペン製品は、OEM(相手先ブランド名製造)提供先のメーカー各社から引き続き高い評価を得ている。EMRテクノロジーソリューション他は、OEM提供先のメーカー各社向けの売上高が大幅に増加し、全体の売上高は前年同期を大幅に上回った。



2021年3月期通期の連結業績予想については、レンジ形式により開示しており、売上高が前期比0.5〜3.3%増の890.00〜915.00億円、営業利益が同0.6〜16.8%増の56.00〜65.00億円、経常利益が同7.8〜25.1%増の56.00〜65.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.1〜17.4%増の40.00〜46.00億円とする期初計画を据え置いている。