フリービット<3843>は11日、2021年4月期第1四半期(20年5月-7月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比0.2%増の134.17億円、営業利益が同85.3%増の6.17億円、経常利益が同105.1%増の5.86億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が2.18億円(前年同期は1.80億円の損失)となった。



インフラテック事業の売上高は前年同期比3.9%増の40.39億円、セグメント利益は同104.4%増の2.72億円となった。新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う自宅学習やテレワークの普及に伴い、固定回線網サービスの原価率は引き続き高いものの、テレワーク利用が急速に広まったことに伴い、MVNO支援パッケージサービスをはじめとした通信インフラサービスの需要増により、売上高は増加し、利益は倍増した。



不動産テック事業の売上高は前年同期比11.0%増の34.37億円、セグメント利益は同1.1%増の3.07億円となった。集合住宅向けインターネット接続サービスの順調な拡大により売上及び利益が堅調に推移した。



アドテク事業の売上高は前年同期比9.9%減の39.98億円、セグメント利益は同33.7%減の1.21億円となった。インフルエンサー事業の拡大に注力するとともにアドテクノロジー関連サービスであるDSP広告や動画広告市場向けの商材を中心としたインターネット広告サービスの提供に努めた。また、アフィリエイトサービスは、海外展開及び新規事業にも積極的に取り組み、さらなる収益基盤の拡大を進めた。一方で、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、来店誘導型広告サービスをはじめとする広告事業の売上及び利益がともに減少した。



ヘルステック事業の売上高は前年同期比59.7%増の11.65億円、セグメント利益は1.30億円(前年同期は1.36億円の損失)となった。フリービットEPARKヘルスケアでのお薬手帳アプリ利用者や薬局向けソリューションサービス利用事業者の獲得等により、事業規模が引き続き伸長したことに加え、不採算事業の整理により利益が改善した。



エドテック事業の売上高は前年同期比33.3%減の9.07億円、セグメント損失は2.15億円(前年同期は1.56億円の損失)となった。



2021年4月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比2.3%減の540.00億円、営業利益が同26.6%減の19.00億円、経常利益が同31.5%減の17.00億円、親会社株主に帰属する当期純損失が2.00億円とする期初計画を据え置いている。