エヌ・シー・エヌ<7057>は1日、同社子会社である木構造デザインが、大規模木造建築市 場のゼネコン・設計事務所と木材加工工場をつなぐ日本初のマッチングプラットフォーム事業を開始したと発表した。



2010年の「公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律」施行以来、公共建築物における木造利用は増加している。国の低層公共建築物の木材化率は、2016年度の 67.7%から、2018年度の90.6%と順調に推移している一方、民間建築物も含む木造化率はまだ低く、大規模な建築物では木造化がすすんでいない。要因として、500 平方メートルを超える建築物では構造計算が義務化されるものの、木造の構造計算に対応できる構造設計者の不足、木造の設計から施工までの一連のノウハウの不足が課題となっている。



木構造デザインは、設計事務所・ゼネコンの求める条件に対応できる木造加工工場とのマッチングを行い、構造設計と加工サポートを行うもので、大規模木造建築における諸課題を解決し、市場の活性化を図るのがねらい。