エスプール<2471>は2日、2020年11月期第3四半期(19年12月-20年8月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比20.2%増の152.68億円、営業利益が同29.5%増の15.59億円、経常利益が同28.5%増の15.57億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同33.8%増の10.38億円となった。



ビジネスソリューション事業の売上高は前年同期比12.8%増の40.54億円、営業利益は同1.7%減の10.25億円となった。営業活動や障がい者の教育訓練の遅れの影響により設備販売は計画を下回ったものの、ストック収入となる運営管理費の積み上げにより売上が着実に伸びた。採用支援サービスは、飲食業の求人の回復は遅れているものの、スーパーマーケットやデリバリーサービスの応募受付が伸びており、大幅な増収となった。損益面では、ロジスティクスアウトソーシングサービスや採用支援サービスが利益を伸ばす一方で、セールスサポートサービス、プロフェッショナル人材バンクサービスは、足元の業績は徐々に回復しているものの、第2四半期の落ち込みが大きく、前年同期を下回った。また、障がい者雇用支援サービスも、設備販売が伸び悩んだことで若干の減益となった。



人材ソリューション事業の売上高は前年同期比23.3%増の112.61億円、営業利益は同42.9%増の13.34億円となった。主力のコールセンター業務は、スポット案件を上手く取り込んだことにより、グループ型派遣が主要顧客を中心に大幅に増加した。一方、販売支援業務は、人材需要の回復は鈍く業務の縮小が続いたが、コールセンター業務拡大の効果が大きく、人材ソリューション事業全体では増収となった。また、地域別では、集中的に支店展開をしている札幌、東京、博多、沖縄エリアが高い伸びを示した。損益面では、売上増による利益増に加え、効率的な支店運営によって販売費及び一般管理費の増加をある程度抑制することができた。



2020年11月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比17.8%増の206.36億円、営業利益が同24.7%増の20.00億円、経常利益が同22.3%増の19.88億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同19.0%増の12.88億円とする期初計画を据え置いている。