JBCCホールディングス<9889>は29日、2021年3月期第2四半期累計期間(20年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比12.9%減の301.55億円、営業利益が同23.4%減の15.61億円、経常利益が同24.4%減の16.08億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同22.6%減の10.65億円となった。



情報ソリューション分野の売上高は前年同期比13.3%減の289.77億円となった。システム開発(SI)においては、Web会議システム等を活用し、複数プロジェクトを予定通りサービスインできた。また、業務改善アプリケーション開発案件等も着実に伸長した。システムについては、Windows10への更新や保守停止に伴うIBMサーバー更新等の特別な需要が終了し、売上は前年対比で減少しているが、x86サーバー、ストレージビジネス等が堅調に推移し、利益率並びに利益額は向上した。サービスについては、高水準の期首受注残に加え、新型コロナウイルスの影響によるテレワーク環境の構築需要が継続し、クラウドセキュリティをはじめとした各種セキュリティサービスが好調に推移した。また、クラウドサービスにおいても、新規受注確保高は順調に積み上がっている。



製品開発製造分野の売上高は前年同期比0.4%増の11.77億円となった。JBソフトウェアは、サブスクリプションによる月額サービスへの移行を進めている。オービックビジネスコンサルタントとの協業においては、同社の「奉行クラウド」とオンプレミスシステムとのデータ連携を自動実行できる「奉行クラウド自動実行エージェント」のリリースを行った。また、戦略製品である「Qanat Universe」のビジネス拡大への取組みを進めている。ハードウェアは、主力のインパクトプリンターの需要は計画通り減少傾向にあるが、今期においては大型案件の受注があり一時的に増収となった。



2021年3月期通期については、同日、連結業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比11.6%減(前回予想比2.7%増)の580.00億円、営業利益が同22.0%減(同22.7%増)の27.00億円、経常利益が同23.7%減(同22.2%増)の27.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同10.3%減(同16.7%増)の17.50億円としている。



また、2021年3月期の配当予想についても、年間配当予想を50.00円(前回予想は42.00円)に修正した。