■会社概要



1. 会社沿革

インティメート・マージャー<7072>は代表取締役社長の簗島 亮次(やなしま りょうじ)氏が、ビッグデータの活用によって革命を起こす(より効率的で便利な社会)との想いから、2013年に当時在籍していた(株)フリークアウト(現、フリークアウトホールディングス<6094>)から独立して創業した会社となる。当初はフリークアウトと(株)Preferred Infrastructureの合弁会社であったが、2015年にフリークアウトの連結子会社となり、2016年には電通(現、電通グループ<4324>)からも出資を受け、関係強化を図った。インターネット広告市場が年率2ケタの成長を続けるなかで、業界最大級となるクラウドDMPを基盤としたインターネットマーケティング支援サービスが順調に拡大し、2018年には企業リスト生成サービス「Select DMP」、2019年には成果報酬型ディスプレイ広告運用サービス「Performance DMP」などサービスラインナップの拡充も図り、2019年10月に東京証券取引所マザーズ市場に上場を果たしている。



2020年に入ってからは、事業領域の拡大を図るため、3月に(株)ベクトルと合弁で、Priv Techを設立し、インターネット上の個人データ等の利用同意管理プラットフォーム「Trust360」の提供を開始したほか、(株)新生銀行と合弁で、金融データ及びデータ分析技術を顧客の与信など審査業務に活用する仕組みを提供するクレジットスコア(出資比率51%、連結子会社)を設立した。その後も、変化の激しいインターネット市場において時代のニーズにマッチするサービスの開発・提供を進めている。



なお、2020年11月末の主要株主構成はフリークアウトホールディングスが41.1%で筆頭株主ではあるものの、フリークアウトホールディングスの子会社からは外れている。取引関係は売上高、仕入高ともに軽微な額となっており、事業面での影響はなく、経営に関する独立性も維持されている。一方、電通グループの出資比率は9.9%で第3位の株主となっている。



(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)