テンポイノベーション<3484>は3日、2021年3月期第3四半期(20年4月-12月)決算を発表した。売上高が前年同期比6.8%増の79.36億円、営業利益が同9.1%減の6.04億円、経常利益が同0.6%増の6.93億円、四半期純利益が同1.6%減の4.73億円。コロナ禍においても増収を維持、利益面は前年同期比でほぼ同水準まで改善した。



店舗転貸借事業は、新型コロナの影響によって転貸借物件数が前事業年度末比7件減の1,677件となり、売上高71.63億円(前年同期比3.9%増)となった。営業利益は3.53億円(同21.6%減)であったが、これは新型コロナの影響により成約数の減少に伴うイニシャル収入の減少等の影響によるものだという。



不動産売買事業は、店舗転貸借事業においてキーとなる不動産業者との関係強化を目的として、店舗不動産の仕入販売や建築販売を実施している。3Qにおいては新型コロナの影響により市場が不活発化する中で、積極的な情報収集と顧客開拓を進め、保有物件2件を売却している。その結果、売上高7.72億円(前年同期比44.4%増)、営業利益2.50億円(同17.2%増)となった。



2021年3月期の業績予想については、昨年11月公表のものから変更なく、売上高100.84億円(前期比1.0%増)、営業利益6.00億円(前期比23.5%減)、経常利益6.71億円(前期比17.3%減)、当期純利益4.51億円(前期比19.9%減)。利益面で3Qの実績が通期業績予想を上回っているものの、緊急事態宣言下において正確に業績予想を見積もることが困難であるため、前回の予想を据え置いたという。

また、配当は経営基盤を強化しつつ、安定的に実施していくことを基本方針としているが、現時点では未定としている