ユニリタ<3800>は5日、2021年3月期第3四半期(20年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比2.2%減の73.25億円、営業利益が同45.4%減の4.46億円、経常利益が同39.9%減の5.62億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同5.2%増の7.29億円となった。



クラウド事業の売上高は前年同期比28.3%増の8.38億円、営業利益は0.13億円(前年同期は0.36億円の損失)となった。クラウドサービス利用ニーズが高まる中、上期に続き同社の強みを活かした、サービスマネジメント、リモートワーク基盤構築、バックオフィス業務効率化などの主力サービスが堅調に推移した。



プロダクト事業の売上高は前年同期比7.4%減の20.74億円、営業利益は同31.6%減の1.51億円となった。既存ユーザ向けの直販営業では、コロナ禍の環境に対応する営業施策が奏功し、既存製品群の販売増加につながった。加えて、ストック型収入である保守サービスの売上も堅調に推移した。



ソリューション事業の売上高は前年同期比7.4%増の16.89億円、営業損失は1.25億円(前年同期は0.43億円の利益)となった。上期においては、コロナ禍でのユーザ動向の混乱に起因する案件停滞があったが、当四半期では、プロジェクト管理の強化による損益の改善、リモート環境下における受注開発体制の再構築とともに受注活動も順調に伸長した。利益面での前年同期比の減少理由は、コロナ禍の影響を受けたプロジェクト日程の長期化に加え、不採算案件の発生が影響した。なお、不採算案件については、当第2四半期末時点に策定した計画通りの進捗となっている。



2021年3月期通期については、売上高が前期比4.3%減の97.00億円、営業利益が同53.4%減の5.00億円、経常利益が同47.1%減の6.10億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同15.5%減の7.55億円とする、2020年10月15日に修正した連結業績予想を据え置いている。