ソフト99コーポレーション<4464>は9日、2021年3月期第3四半期(20年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比8.9%増の203.80億円、営業利益が同29.4%増の25.77億円、経常利益が同28.6%増の27.46億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同18.9%増の18.29億円となった。



ファインケミカル事業の売上高は前年同期比11.7%増の107.23億円、営業利益は同57.1%増の18.64億円となった。カー用品については巣ごもり消費需要がカーケアに波及したことから販売が好調に推移したことや、家庭用製品においてマスクの着用が季節を問わず求められたことでメガネケア製品の販売が拡大したことなどにより前期を上回る結果となった。



ポーラスマテリアル事業の売上高は前年同期比10.4%増の46.17億円、営業利益は同3.4%増の5.64億円となった。産業資材部門(産業分野)の国内向け販売は、半導体製造用途向けと、当第3四半期よりアズテック株式会社が損益に加わったことで医療用途向けが増加したことにより、全体で前期を上回る結果となった。海外向け販売は半導体需要の拡大が継続することでユーザーの在庫調整による出荷の減少がみられなかったことや、HDD研磨用途向けも出荷が増加したことから、全体で前期を上回り、産業資材全体でも前期を上回る結果となった。生活資材部門(自動車分野・生活分野)は、海外の落ち込みを国内の販売好調によりカバーしたことで、前期を上回る結果となった。



サービス事業の売上高は前年同期比6.9%増の41.40億円、営業利益は同2.2%減の0.77億円となった。自動車整備鈑金事業と教習事業の売上高の減少を生活用品企画販売事業でカバーした。



不動産関連事業の売上高は前年同期比16.1%減の8.99億円、営業利益は同63.6%減の0.64億円となった。不動産賃貸事業(生活分野)は、保有物件において入居が増加し稼働率を高く保ったことで、前期を上回る結果となった。温浴事業(生活分野)は、緊急事態宣言解除後に営業を再開したが、顧客の戻りは遅く、飲食の利用も低下したことから、前期を下回る結果となった。介護予防支援事業(生活分野)は、外出自粛を理由とする利用者の解約が増加したことや、利用者の来所頻度も減少したことにより、前期を下回る結果となった。



2021年3月期通期については、コロナの影響により見通しが難しいとのことから、売上高が前期比5.2%増の257.00億円、営業利益が同9.4%増の26.50億円、経常利益が同7.1%増の27.70億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同5.8%増の19.30億円とする、2020年10月26日に上方修正した連結業績予想を据え置いている。