アクセル<6730>は10日、2021年3月期第3四半期(20年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比3.6%減の62.37億円、営業利益が同4.9%減の3.07億円、経常利益が同34.1%増の4.57億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同6.2%増の3.52億円となった。



LSI開発販売関連の売上高は前年同期比5.2%減の60.30億円、セグメント利益は同3.6%減の11.34億円となった。製品別ではパチンコ・パチスロ機向けグラフィックスLSIが同約3万個増加となる約31万個の販売となったが、メモリモジュール製品等のその他製品は前年同四半期を下回る販売となっている。また、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い実施された旧規則機の市場撤去期限の延長措置により、当期に見込まれていた新規則機への入替需要は当期及び翌期へと分散されることとなっている。このような状況の中、第1四半期、第2四半期とパチンコ・パチスロ機向け製品の販売は減速傾向を示していたが、第3四半期中ごろより新たな撤去期限に向けた入替えが進展し始めており足元の販売動向は回復の兆しを見せている。



新規事業関連の売上高は前年同期比95.5%増の2.06億円、セグメント損失は3.74億円(前年同期は4.29億円の損失)となった。ミドルウェア、機械学習(AI)、ブロックチェーン、セキュリティ領域に向けたスタートアップ事業であり、ミドルウェア、機械学習(AI)領域での売上高が中心となっている。



2021年3月期通期については、売上高が前期比10.4%減の83.00億円、営業利益が同54.3%減の1.80億円、経常利益が同40.2%減の3.20億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同46.6%減の2.50億円とする、2020年11月10日に公表した連結業績予想を据え置いている。