城南進学研究社<4720>は9日、2021年3月期第3四半期(20年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比18.7%減の42.88億円、営業損失が4.20億円(前年同期は2.86億円の損失)、経常損失が3.80億円(同2.70億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が6.21億円(同2.99億円の損失)となった。



教育事業の売上高は前年同期比18.2%減の40.86億円となった。教育事業は、AIを使った自立学習とプロ講師による指導、徹底したICT学習管理を行う「城南予備校DUO」、個別指導の「城南コベッツ」で生徒募集の動きは、一時的に前年並みに回復したものの、新型コロナウイルス感染者の増加傾向が顕著となった11月後半からは回復傾向が低調となっている。映像授業部門は、前期新規開校を含めた全校舎合計では生徒数・売上高とも前年を上回っているが、単価の減少などで見込を下回る状況で推移している。児童教育部門は、児童英語教室や様々な乳幼児向けサービスを1か所で提供できる「城南ブレインパーク」は生徒数の増加がみられたが、今後の新型コロナウイルス感染症拡大の動きが大きく影響してくると考えている。なお、保育園の運営は、城南ルミナ保育園と子会社である城南ナーサリー及びフェアリィーがコロナ禍においても安定的な売上高を確保している。教育ソリューション事業では、同社のオンライン学習教材「デキタス」の学校、自治体、学習塾及びスイミングクラブ等への導入が順調に進んでいる。また経済産業省が実施する「EdTech導入補助金」を活用した実証自治体・学校教育機関での「デキタス」の導入実証事業が開始され、第4四半期に売上高を計上できる見込みとなっている。



スポーツ事業の売上高は前年同期比26.9%減の2.02億円となった。子会社の久ケ原スポーツクラブでは、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言の発出による、上期の一定期間営業休止を経て、現在では前年並みの会員数を確保している。



2021年3月期通期については、売上高が前期比12.8%減の58.85億円、営業損失が4.54億円、経常損失が4.45億円、親会社株主に帰属する当期純損失が6.41億円とする、2020年11月12日に公表した連結業績予想を据え置いている。