SBテクノロジー<4726>は27日、2021年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比20.8%増の704.51億円、営業利益が同27.0%増の38.55億円、経常利益が同31.3%増の39.81億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同30.8%増の24.28億円となった。ICTサービス事業は好調に推移し、通期における売上高、限界利益、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は過去最高となった。



ビジネスITソリューションの売上高は前期比37.1%増の63.86億円、限界利益は同28.6%増の22.59億円となった。ソフトバンク<9434>における事業部門向けのシステム開発やIoT案件などが拡大した。また、2020年3月期に受注した政府DXにおける農林水産省向け電子申請基盤の開発案件も完了したほか、厚生労働省向け日本版O-NET保守運営などにより、増収増益となった。



コーポレートITソリューションの売上高は前期比8.6%増の176.72億円、限界利益は同12.2%増の73.53億円となった。ソフトバンクのグループ会社における大型クラウドシステム開発の反動減があったが、DX推進の一環として法人向けのゼロトラストセキュリティの構築や公共案件のヘルプデスク運用、また自社サービスであるclouXion(クラウジョン)やマネージドセキュリティサービスが伸長し、増収増益となった。



オンプレミス環境のソリューションを提供するテクニカルソリューションの売上高は前期比58.9%増の244.25億円、限界利益は同45.1%増の71.89億円となった。ソフトバンクのIT領域におけるベンダーマネジメント案件が増収を牽引したほか、第2四半期より電縁を連結したことによる効果もあり増収増益となった。



ECソリューションの売上高は前期比0.3%減の219.66億円、限界利益は同2.3%減の31.24億円となった。ノートンストアのEC運営代行ビジネスが堅調に推移した。



2022年3月期通期の連結業績予想については、売上高が590.00億円、営業利益が43.00億円、経常利益が43.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が26.00億円を見込んでいる。なお、2022年3月期の期首から「収益認識に関する会計基準」等の適用により、当該基準に基づいた予想となっているため、当該基準適用前の2021年3月期の実績値に対する増減率は記載していない。