アイナボホールディングス<7539>は4月30日、2021年9月期第2四半期(20年10月-21年3月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比4.1%減の341.67億円、営業利益が同1.2%増の15.70億円、経常利益が同0.7%減の16.57億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同0.3%減の10.56億円となった。



戸建住宅事業の売上高は前年同期比2.5%減の290.96億円、セグメント利益は同0.4%増の15.38億円となった。タイル・建材販売の売上高は前年比マイナスで推移した。その主な要因は、新型コロナウイルスの影響による新築着工戸数の減少により、ハウスメーカー向けの流通タイル及びオリジナルブランドタイルの需要がともに低迷したことによる。タイル・建材工事の売上高は前年を若干下回った。その主な要因は、工務店向けサッシ工事やサイディング工事は前年比増で推移したものの、ハウスメーカーからの外壁タイル工事の受注が減少したことによる。住宅設備機器関連販売及び工事の売上高は前年を若干下回った。その主な要因は、在宅時間の増加によるリフォーム需要の高まりなどからリフォーム会社からの受注は増加したものの、ハウスメーカー新築物件需要の回復遅れや商材のスペックアウトなどによる。



大型物件事業の売上高は前年同期比12.4%減の50.70億円、セグメント利益は同6.9%減の6.34億円となった。タイル工事の売上高は前年を大きく下回った。その主な要因は、マンションの建築物件が減少したことやオリンピック関連施設の工事が前期に完了したことよる。住宅設備販売及び工事の売上高は前年を下回った。その主な要因は、中部地区において前期に受注したマンション物件が多数完工したものの、首都圏や近畿圏における大型マンションやホテル向けの販売及び工事の受注が前年を下回ったことによる。空調衛生設備工事の売上高は前年を上回った。主な要因は、コロナ禍の影響による民間リニューアル工事の延期等はあったものの、前期に受注した官公庁物件の工事進行売上が順調に推移したことによる。



なお、利益面については、完成工事高の粗利益が上昇したことや新型コロナウイルスの影響によるイベント等の販促活動の自粛による販管費が減少したことで、前年同期並みとなった。



2021年9月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比6.4%増の695.00億円、営業利益が同16.9%増の21.00億円、経常利益が同11.8%増の23.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同12.7%増の15.20億円とする期初計画を据え置いている。