日本システムウエア<9739>は10日、2021年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比2.6%増の392.82億円、営業利益が同8.7%増の41.97億円、経常利益が同8.8%増の42.40億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同3.6%増の27.65億円となった。



ITソリューションの受注高は前期比0.9%減の130.83億円、売上高は同1.6%減の132.02億円、営業利益は同7.7%増の12.98億円となった。小売業向けシステム機器販売などが堅調に推移したが、ビジネスソリューションにおける一部案件が開発フェーズの谷間に当たることや、前期の不採算案件による機会損失、官公庁・団体向けシステム開発の反動などが影響し減収となった。利益については、不採算案件が減少したことなどにより増益となった。



サービスソリューションの受注高は前期比8.0%増の108.40億円、売上高は同5.4%増の103.80億円、営業利益は同10.5%減の5.64億円となった。上期は案件の一時中断やスライドなどが発生したものの、下期に入りIoT&AIサービスや産業用スマートグラス「RealWear」などの新サービスを中心としたデジタルソリューション事業が伸長したほか、クラウドサービス事業が堅調に推移し増収となった。利益については、事業拡大に向けた体制強化などにより減益となった。



プロダクトソリューションの受注高は前期比4.6%増の160.10億円、売上高は同4.6%増の156.99億円、営業利益は同15.4%増の23.35億円となった。画像処理を中心とした半導体市場の伸びを背景にデバイス開発事業が堅調に推移したほか、組込み開発事業におけるオートモティブ分野や通信機器分野が拡大し増収となった。利益については、増収に伴う利益増などにより増益となった。



2022年3月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比6.9%増の420.00億円、営業利益は同2.4%増の43.00億円、経常利益は同2.4%増の43.40億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同6.7%増の29.50億円を見込んでいる。