TDCソフト<4687>は11日、2021年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比1.8%減の272.92億円、営業利益が同6.9%増の23.58億円、経常利益が同13.2%増の25.64億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同14.1%増の17.11億円となった。



当年度の業績は、新型コロナウイルス感染症により発生した一部の案件の延伸または一時中断や、受注活動における対面営業の制限等が影響し、売上高は減収となった。一方、中期経営計画における事業の高付加価値化が着実に進捗したことで収益性が向上し、各利益ともに増益となった。



ITコンサルティング&サービスの売上高は前期比91.0%増の24.58億円となった。データ分析基盤関連や、クラウド型のパッケージソリューション分野が堅調に推移した。



金融ITソリューションの売上高は前期比15.1%減の132.76億円となった。ポイントカード関連のシステム開発案件等が堅調に推移したが、保険業向けの案件が収束した。



公共法人ITソリューションの売上高は前期比7.9%増の79.45億円となった。製造業、運輸業向けの開発案件等が堅調に推移した。



プラットフォームソリューションの売上高は前期比2.8%増の36.12億円となった。保険業や官公庁向けのITインフラ構築案件が堅調に推移した。



2022年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比4.4%増の285.00億円、営業利益が同6.4%増の25.10億円、経常利益が同0.2%増の25.70億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同0.2%増の17.15億円を見込んでいる。

なお、新型コロナ影響により修正した2022年3月期までの中期経営計画の数値目標から、高付加価値サービスの拡大により収益性の向上が想定以上に進捗したため営業利益を60百万円増額した25.10億円を予想数値としている。