泉州電業<9824>は3日、2021年10月期第2四半期(20年11月-21年4月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比11.9%増の429.73億円、営業利益が同5.6%増の19.05億円、経常利益が同9.3%増の20.90億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同9.2%増の14.42億円となった。



同社グループの係わる電線業界においては、電線の主材料である銅の価格が、1トン当たり期中平均913千円と前年同期平均658千円に比べ38.8%上昇した(銅価格の推移、1トン当たり期初750千円、安値750千円(2020年11月)、高値1,080千円(2021年4月)、第2四半期末1,080千円)。また、建設・電販向けの出荷量は、前年同期に比べ減少基調で推移した。



このような情勢のもとで、提案型営業の推進、配送体制の強化、新規得意先の開拓及び既存得意先の深耕、新商品の拡販など積極的な営業展開を図った。その結果、半導体製造装置向け需要及び自動車・工作機械向け需要の回復と、銅価格の上昇に伴う建設・電販向け需要の売上増加により、増収増益となった。



2021年10月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比17.0%増の869.00億円、営業利益が同23.2%増の38.50億円、経常利益が同24.2%増の42.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同23.3%増の29.00億円とする5月31日に公表した業績予想を据え置いている。