CAICA<2315>は14日、2021年10月期第2四半期(20年11月-21年4月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比14.8%減の26.75億円、営業損失が2.43億円(前年同期は5.19億円の損失)、経常損失が2.37億円(同6.18億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益が2.05億円(同6.10億円の損失)となった。



ITサービス事業の売上高は前年同期比2.4%増の24.86億円、営業利益は1.90億円(前年同期は0.75億円の損失)となった。CAICAテクノロジーズは、新型コロナウイルスの影響により停滞していた新規案件は、4月以降、復調傾向にある。既存のシステム開発は堅調に推移した。金融機関向けのシステム開発分野は、前年同期比を上回るペースで進捗している。非金融向けシステム開発分野は、コロナ禍においても顧客のIT投資は継続されており新規案件の引合いはやや減少したが、前期に新規受注した継続案件が受注増となり拡大傾向を維持している。暗号資産関連のシステム開発分野は、暗号資産交換所向けパッケージ「crypto base C」は引合いを獲得できていたが受注に至らなかった。一方、暗号資産交換所「Zaif Exchange」の案件は引合いが活発であり、受注が拡大している。また、「セキュリティコンサルティング・サービス」の引き合いが増加している。さらに、NFTの発行、流通が可能なNFTプラットフォームの販売を開始した。



金融サービス事業の売上高は1.91億円(前年同期は56百万円の損失)、営業損失は2.10億円(同3.51億円の損失)となった。2021年3月、Zaif Holdingsの株式取得を完了し連結子会社となった。当第2四半期累計期間においては、Zaif Holdings、Zaif、Zaif Capitalの業績は、持分法適用関連会社として取込むとともに、貸借対照表のみを連結貸借対照表に取込み、損益計算書は第3四半期より連結するとしている。eワラント証券においては、2021年1月より新商品「ミニスプレッド型・ミニレンジ型eワラント(愛称「ネオW」)」の取扱を開始し、SBIネオモバイル証券向けに提供を開始した。2019年9月より開始した直接販売「eワラント・ダイレクト」について、口座数は2021年2月以降、暗号資産を原資産とした新商品の発表を受け、口座申込み数が増加した。一方、当第2四半期累計期間においては、前第2四半期の株式市場の想定を超える大幅な変動等による損失を機に、それまでの主力商品であった個別株を対象原資産とするeワラントの販売を引き続き抑制している。



2021年10月期通期については、2021年6月14日公表の「特別利益(段階取得に係る差益)及び特別損失(のれんの減損)の計上に関するお知らせ」や他の要素を含め現在精査中であり、業績予想を修正すべきと判断した時点で速やかに開示するとしている。