エルテス<3967>は13日、2022年2月期第1四半期(21年3月-5月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比35.6%増の6.26億円、営業損失が0.73億円(前年同期は0.41億円の損失)、経常損失が0.51億円(同0.46億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が0.29億円(同0.80億円の損失)となった。



デジタルリスク事業の売上高は前年同期比2.0%増の4.48億円、営業利益は同0.2%増の1.05億円となった。ソーシャルリスクサービスは、ソーシャルメディア上のレピュテーションに対する意識の高まりや外出自粛に対応した新しい営業活動への移行が進み、受注が増加している。内部脅威検知サービスは、「働き方改革」やテレワークの普及を追い風に、国内大手企業から中小企業まで幅広くニーズが増加している。



AIセキュリティ事業の売上高は前年同期比1,309.4%増の1.76億円、営業損失は0.03億円(前年同期は0.06億円の損失)となった。新型コロナウイルス感染症拡大の影響で工事やイベントの警備の受注が減少傾向にある中でも、2020年12月にアサヒ安全業務社とその完全子会社であるS&T OUTCOMESが連結子会社となった影響で売上高は大幅に増加した。一方で、従来型の人的警備で発生する課題や問題点を発見し、それを解決するためのサービス開発に投資した。



DX推進事業の売上高は前年同期比82.5%減の0.01億円、営業損失は0.21億円(前年同期は0.12億円の損失)となった。包括連携協定を結んだ岩手県紫波町と市民総合ポータルや健康増進アプリの開発を進めるともに、内閣府主導のスーパーシティ構想へ応募している自治体への支援を継続し、今後のデジタル・ガバメント領域への進出に向けて足掛かりを構築することに注力した。



2022年2月期通期については、売上高が前期比50.8%増の30.00億円、営業利益が1.00億円、経常利益が0.80億円、親会社株主に帰属する当期純利益が0.40億円とする、4月13日に公表した連結業績予想を据え置いている。