システムインテグレータ<3826>は14日、2022年2月期第1四半期(21年3月-5月)決算を発表した。売上高が前年同期比18.9%増の10.86億円、営業利益が同144.4%増の1.56億円、経常利益が同138.2%増の1.56億円、四半期純利益が同142.4%増の1.09億円となった。



Object Browser事業の売上高は前年同期比3.6%増の1.76億円、営業利益は同29.1%減の0.41億円となった。「SI Object Browser」と「SI Object Browser ER」は、安定した収益源となっている。売上高は前期よりは回復傾向にはあるが、コロナ前の水準へ戻るには、まだ時間を要するとみている。統合型プロジェクト管理ツール「OBPM」は、IT業界を中心に着実にユーザーを増やし、企業実績は210社を超えた。2021年3月からクラウドサービスとして販売開始した「OBPM Neo」は、IT業界だけでなく製造業やエンジニアリング業でも利用されており、いっきに市場を広げることができた。アプリケーション設計ツール「SI Object Browser Designer」は、2019年6月からクラウドサービスとして販売開始しており、設計作業の生産性を大幅に向上させるツールとして着実にユーザーを拡大している。



E-Commerce事業の売上高は前年同期比95.2%増の3.28億円、営業利益は同686.1%増の1.33億円となった。コロナの巣ごもり需要によりEC市場は非常に堅調で、自社のE-Commerce事業も計画を上回るペースで進捗している。



ERP・AI事業の売上高は前年同期比1.0%増の5.71億円、営業利益は0.09億円(前年同期は625千円の損失)となった。製造業、工事・エンジニアリング業などの業種向けに販売数が増えている。また、新事業として、2018年10月からディープラーニング異常検知システム「AISI∀ Anomaly Detection(アイシアAD)」の販売を開始している。



2022年2月期通期の業績予想については、売上高が前期比13.9%増の48.50億円、営業利益が同51.2%増の6.30億円、経常利益が同50.1%増の6.36億円、当期純利益が同51.8%増の4.45億円とする期初計画を据え置いている。