三和ホールディングス<5929>は7月30日、2022年3月期第1四半期(21年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比19.7%増の991.86億円、営業利益が同984.5%増の37.39億円、経常利益が37.28億円(前年同期は0.12億円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純利益が24.19億円(同1.72億円の損失)となった。



国内は前年同期比22.9%の増収(連結相殺前)となった。三和シヤッターの売上高は同26.1%増。収益認識会計基準適用前では同3.4%増、影響額は71.00億円の増加となっている。商品別では、重量シャッター、OSDが物流施設を中心に改善し、軽量シャッターも昨年末からの好調を持続した。メンテ・サービス事業は前年のコロナ影響から回復し増加となった。国内子会社の売上高は同12.0%増となり、主に沖縄三和、三和SW、鈴木シャッターが増収となった。利益面では、三和シヤッターは収益認識会計基準の影響もあり11.10億円の増益、国内子会社は昨年のコロナ影響を大きく受けた鈴木シャッターが大幅に改善した。



米国(ODC)の売上高は前年同期比19.0%の増収(現地通貨ベース)、営業利益は同9.4百万米ドルの増益となった。ドア事業全体の売上高は同18.9%増、商品別ではガレージドアが同23.3%増、商業用ドア・シャッターが同14.5%増となった。また、開閉機は昨年からの好調を持続し同27.7%増となり、自動ドアは同2.4%増となった。利益面ではドア部門、開閉機部門ともに好調を持続し、また原材料コストアップ分は売価に転嫁し増益となった。



欧州(ノボフェルム)の売上高は前年同期比8.5%の増収(現地通貨ベース)、営業利益は同5.3百万ユーロの増益となった。売上高については、欧州各国ともにコロナ影響からの回復により概ね好調に推移し、商品別ではヒンジドアが同9.8%増、ガレージドアが同20.9%増、産業用ドアが同0.2%増となり、特にガレージドアの回復による効果が大きかった。利益面では、各国ともにコロナ影響からの回復が顕著であり、数量増により増益となった。



アジアは前年同期比6.0%の増収、営業損失計上となった。



2022年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比5.4%増の4,500.00億円、営業利益が同2.8%増の340.00億円、経常利益が同1.7%増の327.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同1.6%増の216.00億円とする期初計画を据え置いている。売上高については、国内、海外ともに順調に回復しており、増収の見込みである。また営業利益については、国内、海外ともに予想通り進捗しているが、原材料の高騰が予想以上の状況となっている。