レカム<3323>は13日、2021年9月期第3四半期(20年10月-21年6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比11.0%減の57.97億円、営業損失が0.72億円(前年同期は3.25億円の損失)、経常損失が0.43億円(同2.99億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が2.23億円(同2.45億円の利益)となった。



海外法人事業の売上高は前年同期比38.1%減の8.22億円となった。セグメント損益は、減収幅が大きく0.92億円の損失(前年同期は2.84億円の損失)となったが、売上マージン率の向上や経費削減に取り組み損失額は減少した。より強固な営業組織にするために進出国の集約と再構築を行い、LED等の従来商品とウイルス除菌装置の販売に取り組んだ。また、ローカル営業社員を採用し、現地企業をターゲットとした営業体制を強化した。一方、コロナウイルスの感染拡大からロックダウンや行動制限令の発令により、ウイルス除菌装置に限定した営業を行ったほか、営業停止となった拠点もあった。



ITソリューション事業の売上高は前年同期比3.0%減の29.22億円となった。セグメント利益は、付加価値の高い商品の販売比率が高まり売上マージン率が上昇、及び収益性の高い直営店チャネルが好調となり同532.4%増の0.56億円となった。直営店チャネルにおいては、効率的な営業活動を行うとともに、新規の顧客開拓に取り組み、独自商品であるUTM(Unified Threat Management:統合脅威管理)とテレワーク対応商品の販売に注力した。その結果、同チャネルの売上高は同24.9%増の16.80億円となった。FC加盟店チャネルにおいては、直営店の販売手法を水平展開し、セキュリティ商材等の販売支援を実施し、同チャネルの売上高は同0.3%増の8.73億円となった。代理店チャネルにおいては、取り扱い商材を拡充し、代理店の開拓に取り組み、同チャネルの売上高は同0.7%増の0.91億円となった。グループ会社においては、子会社を売却した影響もあり、同チャネルの売上高は同60.7%減の2.77億円となった。



エネルギーソリューション事業の売上高は前年同期比11.5%減の15.79億円となった。セグメント損益は、減収となったが、間接部門の集約や全般的なコスト削減に取り組み0.31億円の損失(同0.79億円の損失)となった。代理店へLED照明や業務用エアコン等の拡販を行い、各代理店の販売増加とグループ企業への販売を促進した。家庭用太陽光発電システムを設置している家屋に対する蓄電池の提案を強化した。



BPR事業の売上高は前年同期比25.3%増の4.73億円となった。セグメント利益は、BPOセンターの業務効率化が進み、同27.8%増の0.97億円となった。業務改善や経費削減提案により、RPAやAI-OCRの導入、BPO等の獲得に取り組むとともに、顧客からの追加業務の獲得営業を強化した。BPOセンターにおいては、業務の自動化をより一層進め、業務効率化と品質向上を実現した。



2021年9月期通期については、同日、業績予想の修正を発表した。売上高が前期比8.5%減(前回予想比21.6%減)の80.00億円、営業利益が0.10億円(同98.3%減)、経常利益が0.50億円(同91.7%減)、親会社株主に帰属する当期純損失が2.00億円としている。