ザインエレクトロニクス<6769>は2日、EV(電気自動車)を始めとする中国車載市場向けに、独自の情報伝送技術を搭載した製品出荷が累積で2百万個を超えたと発表した。



同社は中国車載市場向けに新製品の投入を進めており、近年は出荷増の一途を辿っている。特に、2021年は7月までの7カ月間累計だけで、昨年1年間出荷数の6割増となっており、中国への製品提供の伸びが著しい。この累計数は情報伝送用半導体チップセットに換算すれば、昨年の中国自動車販売台数約2,500万台のおよそ4%程度に相当する規模となる。



同社は中期経営戦略「5G&Beyond」において車載市場を注力分野の一つと捉えており、EV等への貢献はSDGs達成に向けても重要なテーマである。EVが今後さらにデータ解析・利活用し高機能化するトレンドを踏まえ、車載カメラと車載ディスプレイの高機能化を通じて事業を発展させていく方針だ。特に中国はEVを核とした新車種展開に注力が進む車載市場であり、戦略上も重視している。上記の通り足元で中国向けの出荷が急速に伸びていることで、同社の中国車載市場における事業戦略は好調に進展しており、将来的な中期経営戦略の成果においても良好なパフォーマンスが期待できると弊社は考える。