泉州電業<9824>は2日、2021年10月期第3四半期(20年11月-21年7月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比20.2%増の665.68億円、営業利益が同35.1%増の32.43億円、経常利益が同34.8%増の35.06億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同40.1%増の25.03億円となった。



同社グループの係わる電線業界においては、電線の主材料である銅の価格が、1トン当たり期中平均982千円と前年同期平均659千円に比べ49.0%上昇した(銅価格の推移、1トン当たり期初750千円、安値750千円(2020年11月)、高値1,190千円(2021年5月)、第3四半期末1,110千円)。また、建設・電販向けの出荷量は、前年同期に比べ減少基調で推移した。



このような情勢のもとで同社は、提案型営業の推進、配送体制の強化、新規得意先の開拓及び既存得意先の深耕、新商品の拡販など積極的な営業展開を図った。また、沖縄地区の営業・配送体制を強化するため、2021年5月に同社沖縄物流センターを開設した。その結果、半導体製造装置向け需要の増大、自動車・工作機械向け需要の回復、銅価格の上昇に伴う建設・電販向け需要の売上増加により、増収増益となった。



2021年10月期通期については、同日、連結業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比19.8%増(前回予想比2.4%増)の890.00億円、営業利益が同34.4%増(同9.1%増)の42.00億円、経常利益が同33.0%増(同7.1%増)の45.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同36.1%増(同10.3%増)の32.00億円としている。