神戸物産<3038>は13日、2021年10月期第3四半期(20年11月-21年7月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比3.1%増の2,673.74億円、営業利益が同13.7%増の212.28億円、経常利益が同20.1%増の222.05億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同27.7%増の148.83億円となった。



業務スーパー事業の売上高は前年同期比9.6%増の2,627.49億円となった。当第3四半期累計期間において、ナショナルブランド商品だけではなく国内グループ工場製造や自社直輸入によるプライベートブランド商品をベストプライスで販売する「業務スーパー」の出店状況は、出店58店舗、退店4店舗、純増54店舗の結果、総店舗数は933店舗となった。新規出店の内訳としては、直轄エリア41店舗、地方エリア17店舗となっている。出店に関しては関東地方や九州地方への出店を中心に新規出店を進め、また、営業年数が長くなり老朽化してきた店舗の移転等を積極的にフランチャイズオーナーに勧めている。業務スーパーの魅力であるプライベートブランド商品が多くのメディアで取り上げられ、業務スーパーの認知度の向上や新規顧客の獲得に繋がったことに加え、新規出店も引き続き好調であることが、経営成績の拡大に貢献したと同社では考えている。



外食・中食事業の売上高は前年同期比37.7%増の26.32億円となった。日本最大級の大型バイキングチェーンである「神戸クック・ワールドビュッフェ」の出店状況は、出店1店舗、退店3店舗、純減2店舗の結果、総店舗数は15店舗となった。厳選したお肉と店内手作りのデザートを心ゆくまで楽しめる焼肉専門店の「プレミアムカルビ」の出店状況は、出店5店舗、退店0店舗、純増5店舗の結果、総店舗数は8店舗となった。また、日常の食卓の代行をコンセプトとして安全・安心・価格にこだわった中食業態である「馳走菜(ちそうな)」の出店状況は、出店17店舗、退店0店舗、純増17店舗の結果、総店舗数は全国で42店舗となった。神戸クック・ワールドビュッフェでは、一部店舗で新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、適宜営業時間の短縮や臨時休業を実施した。それにより、売上高が前年実績を下回った。一方、プレミアムカルビは、営業時間の短縮を行ったが、店舗数の増加や焼肉人気により順調に推移している。また、馳走菜(ちそうな)については、業務スーパーの来店客数の増加や新型コロナウイルス感染症対策の実施が功を奏し、好調に推移した。



エコ再生エネルギー事業の売上高は前年同期比10.8%増の19.81億円となった。当第3四半期累計期間においては、新たに大阪府で1ヵ所の太陽光発電所が稼働した。そのため、稼働中の発電所と発電量は、太陽光発電所が17ヵ所で約32.1MW、木質バイオマス発電所が1ヵ所で約6.2MWとなっている。



2021年10月期通期については、売上高が前期比5.0%増の3,580.00億円、営業利益が同23.3%増の294.00億円、経常利益が同26.9%増の300.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同32.9%増の200.00億円とする、6月11日に上方修正した業績予想を据え置いている。