SBSホールディングス<2384>は10日、2021年12月期第3四半期(21年1月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比56.4%増の2,997.61億円、営業利益が同105.1%増の175.59億円、経常利益が同110.5%増の177.72億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同82.2%増の97.69億円となった。



物流事業の売上高は前年同期比56.1%増の2,774.53億円、営業利益は同188.9%増の115.42億円となった。既存顧客との取引拡大に加え、高い物流機能を求める新規顧客の獲得に注力した。SBS東芝ロジスティクス、東洋運輸倉庫等の新規連結に加え、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で大きく落ち込んだ企業間物流が海外を含めて回復傾向にあること、さらに即日配送事業におけるEC需要の取り込みや、生活物流・ネットスーパー等の分野における需要拡大とも相まって、物流事業は全体として堅調に推移した。



不動産事業の売上高は前年同期比86.7%増の164.76億円、営業利益は同41.0%増の60.01億円となった。開発事業では、グループの3PL、4PL事業を推進するために、顧客の物流ニーズに合った大型倉庫を土地の取得から建設まで一貫して行っている。賃貸事業では、グループで保有する倉庫、オフィスビル、レジデンス等から賃貸収益を得ている。同社は、将来の投資に向け物流不動産を流動化し資金を回収しており、流動化に伴い計上する収益は不動産事業に含めている。物流不動産の流動化として、第2四半期において、南港物流センター(大阪市)の信託受益権の譲渡を実施した。これに伴う収益が前期の物流不動産流動化における実績を上回った結果、増収増益となった。



その他事業の売上高は前年同期比16.0%増の58.31億円、営業利益は同81.5%増の3.06億円となった。その他事業の主なものは、人材派遣事業、マーケティング事業、太陽光発電事業及び環境事業となっている。



2021年12月期通期については、売上高が前期比55.5%増の4,000.00億円、営業利益が同82.5%増の200.00億円、経常利益が同79.2%増の195.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同56.7%増の107.00億円とする、8月6日に上方修正した業績予想を据え置いている。