富士ソフト<9749>は11日、2021年12月期第3四半期(21年1月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比7.2%増の1,948.33億円、営業利益が同5.3%増の133.08億円、経常利益が同9.3%増の141.42億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同16.8%増の72.74億円となった。



SI(システムインテグレーション)事業の売上高は前年同期比7.8%増の1,853.89億円、営業利益は同5.3%増の123.32億円となった。組込系/制御系ソフトウェアにおいては、機械制御系および社会インフラ系が堅調に推移し増収となり、営業利益は、受注体制強化のための先行人員の増加や一過性の不採算案件が発生したが、増収により横ばいとなった。業務系ソフトウェアにおいては、金融業向け、流通・サービス業向け開発およびシステムインフラ構築や官公庁案件が好調に推移し増収・増益となった。プロダクト・サービスにおいては、ハードウェア製品販売が堅調に推移し増収となり、営業利益は、自社製品の販売が減少したことにより横ばいとなった。アウトソーシングにおいては、海外顧客の店舗休業によるサービス利用料の減少等により、減収・減益となった。



ファシリティ事業の売上高は前年同期比1.1%減の19.59億円、営業利益は同4.9%増の6.96億円となった。コロナウイルス感染症の影響による貸会議室需要の減少及びテナント賃料の減少等により減収となり、前期の修繕・什器入替等により利益面は増益となった。



その他の売上高は前年同期比4.3%減の74.84億円、営業利益は同3.4%増の2.80億円となった。コンタクトセンター事業の案件減少により減収となり、原価率の改善等により増益となった。



2021年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比3.3%増の2,490.00億円、営業利益が同2.1%増の163.00億円、経常利益が同3.4%増の169.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同3.8%増の89.00億円とする期初予想を据え置いている。